
可能な限りネタバレは避けますが、感想等を述べるにあたり、話の内容に多少触れる場合があります。
前情報なしで漫画を楽しみたい方は、先に本編を読まれることをおすすめします。
漫画3巻では、襲撃犯(ホー)との決着と新たな敵の登場が描かれた「殺し愛」。
本当におもしろい漫画なのか、続きを読むべきか悩んでいませんか?
本記事では、漫画「殺し愛」4巻の内容が気になっている方向けに、4巻はどのような内容なのか?見どころはどこなのか?について解説しました。
この記事を読んだら、漫画「殺し愛」4巻の内容が気になるはず!
きっと本編も読みたくなりますよ!
・タイトル
殺し愛
・作者
Fe
・巻数
14巻完結
・出版社
KADOKAWA
・注意事項
殺し屋の話であることもあり、ところどころにグロテスクな描写があります。そのような場面が苦手な方は読むのを控えたほうがいいかもしれません。
漫画「殺し愛」4巻のあらすじ
詳しく話をするため船上で社長と会う約束をしたリャンハ。
ところが、約束の場所に向かうと、そこには刺客に襲われ、のど元にナイフが刺さった状態の社長がいました。
その場でリャンハは刺客(ジノン)と対峙しますが、「まだ船は下りないでくださいね!!ふたりとも!」と言い残し、ジノンはその場を去ります。
その後、シャトーがジノンと遭遇。
彼女の母親を人質に、リャンハを売るようジノンに言われます。
シャトーは動揺しながら、リャンハに銃を突きつけますが…
一方、リャンハの引き渡しに向けて、ジノンの仲間も動き出します。
「大事なものを返してもらいにいっているんだ」
「名前だよ 君たちの兄さんの 大事な名前」
こう語るのは、ボスであるドニーという男。
ドニーと「ソン・リャンハ」との関係とは!?
物語が本格的に動き出します…!
漫画「殺し愛」4巻の見どころ(個人的見解)
新たな敵の登場と「ソン・リャンハ」との関係
4巻では、3巻で少しだけ登場した新たな敵が本格的に始動します。
最初に敵として現れるのは、「ウォン・ジノン」という少年。
無邪気に明るく話す姿とは裏腹に、ナイフを操って社長を狙ったり、シャトーに冷酷な言葉を放ったりします。
何の悪気もなさそうにこのような残酷な行いをする、恐ろしい少年(※)です。
※車やバイクを運転しているため、もっと年上かもしれません。
また、ジノンの仲間も何名か登場します。
そのうちの一人が、あらすじでも書いたドニーというボスです。
ドニーは「ソン・リャンハ」という名前をめぐって、リャンハを狙っている様子。
「君たちの兄さん」とは誰なのか?
「ソン・リャンハ」とは何者なのか?
リャンハの過去を含め、物語全体の謎「ソン・リャンハ」のことが少しずつひも解かれていきます。
リャンハと精神的に追い込まれたシャトーのやりとり
社長が敵に襲われたことで、シャトーの「自分のせいで周りが傷つく」という罪悪感が顕著になっていきます。
シャトーを追い込む事態は他にも。
ジノンに「シャトーさんのために もいっかい誰かの首でも刺しちゃいましょうか?」と言われたり、母親を人質にとられたりします。
「シャトーちゃんのせいじゃない」という社長の言葉が、逆により一層シャトーを追い込んでいるようにも見えます。
そのような状態で、リャンハと向き合うシャトー。
しかし、リャンハはあくまでも冷静にシャトーと向き合い、彼女を気遣います。
例えば「君がどうあっても 僕は君の味方だ」という発言。
リャンハのシャトーに対する思いが素直に現れた言葉ではないでしょうか。
緊急事態における二人のやり取りやそこから読み取れる関係性が見れるのが、4巻の醍醐味だと感じました。
漫画「殺し愛」4巻の感想
とにかくリャンハが良い!
3巻に引き続き、4巻でもリャンハの様々な行動や表情を見れます。
まず一つ目がジノンと対峙したときのアクション。
とにかくかっこいいです。
軽々とした身のこなしが引き立っています。
二つ目はシャトーを守る場面。
具体的な状況は伏せますが、めずらしく必死な感じが非常に良いです。
「…今の 何のつもり?」と言ったときの怒りの表情はたまりません。
ワイングラスが割れているところも場の緊張感を表現しています。
三つ目はシャトーのある発言に対するさみしげな表情。
リャンハの表情が中心に描かれており、心からシャトーを想っていることが如実に表れています。
ぜひ本編を見て、胸がきゅっとなる感覚を味わってほしいです。
まとめ
漫画「殺し愛」4巻は、新たに登場する敵と、緊急事態におけるシャトーとリャンハのやり取りに注目です。
ぜひ手に取って最後まで読んでみてください!
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